OpenAIは2023年7月6日(米国時間)、ChatGPT上でコードを実行させられるプラグイン「コードインタープリター」を、すべてのChatGPT Plusのユーザーに提供すると発表しました。
Code Interpreter will be available to all ChatGPT Plus users over the next week.
It lets ChatGPT run code, optionally with access to files you've uploaded. You can ask ChatGPT to analyze data, create charts, edit files, perform math, etc.
Plus users can opt in via settings. pic.twitter.com/IjH5JBqe5B
— OpenAI (@OpenAI) July 6, 2023
ChatGPTのコードインタープリターは、Pythonを使ったコードの実行や、アップロードしたファイルへのアクセス、ファイルの生成などができるプラグイン。これまでは、アルファ版として一部のユーザーを対象に提供されてきました。
コードインタープリターは、コードの実行やファイルへのアクセスといった特性から、通常のプロンプト入力よりもさらに複雑な作業を処理させられるようになります。例えば、データセットをアップロードしてChatGPTにアクセスさせ、そこからデータ分析をしてもらったり、グラフや3Dモデルなどでデータを視覚化させたりといったことに対応します。コードインタープリターを使って、ChatGPTに作成してもらったファイルはユーザーがダウンロードして利用可能です。
OpenAIの発表によると、来週以降にすべてのChatGPT Plusユーザーに向けて、コードインタープリターの提供を開始するとのこと。提供開始後は、ChatGPTの設定からコードインタープリターにオプトインすると、コードインタープリターが利用できるようになります。