Twitterは2023年7月3日(米国時間)、公式クライアント「TweetDeck」の新バージョンをリリースしたと発表しました。
現時点では、新バージョンのTweetDeckを誰でも利用できますが、新しいTweetDeckは今後Twitter Blueの専用機能として提供されることとなります。Twitterでは、TweetDeckの使用を継続するには、30日以内にTwitter Blueに登録する必要があるとしています。
We have just launched a new, improved version of TweetDeck. All users can continue to access their saved searches & workflows via https://t.co/2WwL3hNVR2 by selecting “Try the new TweetDeck” in the bottom left menu.
Some notes on getting started and the future of the product…
— Twitter Support (@TwitterSupport) July 3, 2023
TweetDeckは、カラムで複数のタイムラインを管理できるTwitter公式クライアント。元々はサードパーティ製のTwitterクライアントとして提供されていたものを、2011年にTwitterが買収し公式クライアントとして提供を開始したという経緯があります。以前はスマホアプリやPCアプリが提供されていましたが、現在はWeb版のみ利用可能となっています。
新バージョンのTweetDeckは、TweetDeckの左下のメニューから「Try the new TweetDeck(新しいTweetDeckを試す)」を選択すると利用可能です。以前のバージョンのTweetDeckで保存した検索とリスト、カラムは新しいTweetDeckに引き継がれます。ただ、新バージョンのTweetDeckを初めて起動したときのみ、カラムをインポートするよう案内が表示されます。
新しいTweetDeckでは、コンポーザー機能とスペース、他の機能を使いながら動画を見られる「動画ドッキング」、投票機能などが新機能として追加されます。なおTwitterによると、TweetDeckで複数の利用者がパスワードを共有せずに1つのTwitterアカウントを共有できる「チーム機能」は、一時的に利用できない状態になっているとのこと。今後数週間での復旧が予定されています。