ChatGPTアプリでWebブラウジング機能が利用可能に

最新の情報を含めた回答を生成できる

OpenAIは2023年6月27日(米国時間)、ChatGPTアプリのバージョン1.2023.173を配信しました。最新バージョンではChatGPTアプリでBingを使ったWebブラウジング機能が利用できるようになっています。

ChatGPTのWebブラウジング機能では、ユーザーの入力したプロンプト(質問内容)に応じて関連するWebページを参照し、それを踏まえた回答を生成します。ChatGPTは、2021年9月までの学習データを利用しているため、それ以降の出来事に関しては通常答えられませんが、Webブラウジング機能を利用することで最新の情報をベースにした回答が可能になっています。なお、ChatGPTのWebブラウジング機能は、「GPT-4」を利用するためChatGPT Plusユーザーのみが利用できます。

ChatGPTアプリ Webブラウジング

「GPT-4」を選択して、メニューから「Browse with Bing」をタップ

ChatGPTアプリ Webブラウジング

プロンプトを送信すると関連するWebサイトのブラウジングが始まる

ChatGPTアプリ Webブラウジング

最新の情報を踏まえた回答が生成される。青い数字をタップするとソースのページにアクセス可能

ChatGPTアプリでWebブラウジング機能を利用するには、チャット作成時に画面上部のメニューで「GPT-4」を選択し、プルダウンメニューから「Browse with Bing」を選択します。この状態でプロンプトを入力して送信すると、プロンプト内容に関連するWebサイトのブラウジングが開始されます。Webページを探して閲覧するため、通常の回答の生成よりも時間がかかります。生成された回答には、参照したソースを示す青い数字が表示され、各数字をタップするとソースとされたWebページを開いて確認できます。

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EDITED BY
TOKIWA