Instagramは2023年6月15日（米国時間）、クリエイターがファンと1対多で交流できる新機能「一斉配信チャンネル」の提供をグローバルで開始したと発表しました。
一斉配信チャンネルは、2023年2月に米国でテスト導入されていたクリエイターとファンの交流機能。クリエイターは、自身のフォロワーをチャンネルに招待して、関心の高いファン層とテキストや写真などのコンテンツをチャンネル内で共有できます。
クリエイターがファンと1対多で交流できる「一斉配信チャンネル」
一斉配信チャンネルでは、チャンネルを作成したクリエイター本人か、コラボレーターとして招待されたアカウントのみがコンテンツを投稿可能です。チャンネルに参加したファンは、投稿されたコンテンツに絵文字でリアクションしたり、アンケートに投票したりといったことができるものの、基本的にはクリエイターの共有するコンテンツを閲覧する形となります。
クリエイターが一斉配信チャンネルを作成すると、フォロワー全員に通知が送られる
クリエイターが一斉配信チャンネルを作成すると、フォロワー全員にチャンネルへの参加を促す通知がDMで送信されます。チャンネルに参加する場合は、通知から一斉配信チャンネルを開き、「一斉配信チャンネルに参加」を選択するだけです。チャンネルに参加すると、クリエイターがチャンネルを更新するたびにDMで通知されます。もちろん、参加した一斉配信チャンネルの退出やミュートはユーザーの好きなときに設定できます。
なお、一斉配信チャンネルを作成できるのは、クリエイターアカウントを持つユーザーのみです。ひとりのクリエイターに対して一斉配信チャンネルの作成数上限は設けられていないため、トピックごとに一斉配信チャンネルを立ててファンと交流することも可能です。Instagramは、一斉配信チャンネルのロールアウトが順次おこなわれている最中であるため、クリエイターアカウントでも現時点で一斉配信チャンネルを作成できない場合もあるとしています。
コラボレーター機能やモデレーター機能は日本でも導入予定
一斉配信チャンネルでは、他のアカウントをコラボレーターとして招待できる機能や、モデレーターとしてチャンネルの管理を手伝ってもらえる機能、自由回答できるアンケート機能など、複数の新機能のテストを実施しています。このうち、コラボレーター機能とモデレーター機能は、今後数カ月で日本でも導入される予定となっています。