PayPay、支払い画面でのポイント利用設定変更が1回の支払いごとに適用されるように

基本のポイント利用設定に影響しなくなる

PayPayは2023年6月9日、PayPayポイント利用時の設定方法を変更し、支払い画面から変更したPayPayポイントの利用設定は1回の支払いのみに適用されるようになったと発表しました。

PayPayポイント 設定変更

支払い画面からもPayPayポイントの利用設定を変更可能

PayPayポイントの利用設定は、PayPayアプリで「貯める」「運用する」「支払いに使う」の3つから選択できます。支払い画面からも支払いに使うか否かを変更でき、貯めたポイントの利用を支払い時に即座に設定可能です。

ただ、これまでPayPayアプリの支払い画面でPayPayポイントの利用設定を変更すると、PayPayポイントの基本の利用設定も自動的に更新される状態となっていました。たとえば、基本の利用設定で「貯める」にしていた人が、支払い画面でPayPayポイントを支払いに利用する設定に変更すると、基本の利用設定も「貯める」から「支払いに使う」に変わってしまっていたというわけです。これにより、その時の支払いのみにPayPayポイントを利用しようと思っていたのに、意図せず次回以降の支払いにもPayPayポイントが利用されてしまっていたというケースも発生する可能性がありました。

PayPayポイント 設定変更

PayPayアプリのバージョン3.89.0以降では、PayPayポイント利用時の設定方法が変更され、支払い画面から変更したポイント利用設定はその場の支払いのみに適用され、基本のポイント設定は維持されるようになります。基本設定を「貯める」か「運用する」に設定している人は、支払い画面からPayPayポイントを利用する設定にしても、次回以降は基本設定の「貯める」か「運用する」が適用されます。

一方で、基本設定を「支払いに利用する」に設定している人は、ポイントを利用したくない会計時に「PayPayポイントを使う」をオフにすれば、その会計ではPayPayポイントが支払いに利用されなくなります。

EDITED BY
TOKIWA