OpenAIは2023年5月12日、ChatGPT Plusユーザー向けに「Webブラウジング」と「プラグイン」のロールアウトを開始したと発表しました。
We’re rolling out web browsing and Plugins to all ChatGPT Plus users over the next week! Moving from alpha to beta, they allow ChatGPT to access the internet and to use 70+ third-party plugins. https://t.co/t4syFUj0fL pic.twitter.com/Mw9FMpKq91
— OpenAI (@OpenAI) May 12, 2023
Webブラウジング機能では、ChatGPTがインターネットにアクセスして回答できるようになります。これまでChatGPTはWebサイトへのアクセスはできず、2021年9月までの学習データに基づいた回答のみ生成可能でした。Webブラウジング機能の実装により、最新のトピックやイベントに関する質問に答えられるようになるといいます。
また、プラグイン機能は、サードパーティの提供をするプラグインをインストールしてChatGPT上で利用できます。OpenAIによると、70以上のサードパーティ製プラグインが用意されているとのこと。対応するプラグインをインストールすれば、ホテルや航空券などの検索・予約といった拡張機能にChatGPTからアクセス可能になります。2023年5月には、食べログがChatGPTにプラグインの提供を開始し、ChatGPTから飲食店の検索や予約ができるようになっています。

設定の「Beta features」から「Web browsing」か「Plugins」をオンにすると機能を利用できるようになる
これらの機能のロールアウト対象となると、ChatGPTの「Settings」に「Beta features」の項目が出現します。「Web browsing」か「Plugins」の使いたい機能のスイッチをオンにすると、該当の機能がChatGPTに適用されます。