Twitterは2022年12月22日(米国時間)、主要な株式や投資信託(ETF)、暗号通貨のティッカーシンボルに「$」をつけてツイートすると、リンクとして機能する「キャッシュタグ」の提供を開始したと発表しました。
$Cashtags, now with data 📈
👀 $SPY 👇 pic.twitter.com/XgOK6gf02E
— Twitter Business (@TwitterBusiness) December 21, 2022
キャッシュタグは、ティッカーシンボルの前に「$」をつけてツイートすると、ハッシュタグのようなリンクとして機能し、タグをタップすることで該当シンボルの検索結果を閲覧できます。検索結果では主要ティッカーシンボルのチャートも表示されるので、Twitter上で手軽に株や暗号通貨などの相場を確認できるようになった形です。

シンボルを検索すると、検索画面のトップにチャートが表示される
また、ツイートにつけられたキャッシュタグを選択するだけでなく、検索窓にティッカーシンボルを入力することでもチャートを表示させられます。チャートに表示されている「View on Robinhood」のボタンをタップすると、証券取引サービス「Robinhood」で当該銘柄のより詳しいチャートを確認できます。

Android版アプリでは、グラフの形状変更などに対応するTradingView提供のチャートを見られる
Android版アプリの場合、チャートをタップすると「TradingView」の提供するチャート画面が表示されます。TradingViewのチャート画面では、過去のデータの確認やグラフ表示の変更といったよりインタラクティブな操作が可能になります。TradingViewでのチャート画面表示は、2023年1月上旬にiOS版アプリとWeb版Twitterでも提供される予定です。
またTwitterは、今後数週間でキャッシュタグのユーザー体験向上と、カバーするティッカーシンボルの拡大を実施するとしています。