PayPayとさとふるは2022年11月16日、新サービス「PayPay商品券」をふるさと納税のお礼品として、2022年11月29日から提供開始すると発表しました。
PayPay商品券は、2022年11月29日から新たに追加されるPayPayの支払い方法。有効期限や利用範囲などが指定されており、ユーザーは指定された範囲の加盟点での支払いに利用できます。

今回、さとふるでの対応する自治体に対する寄付で、お礼品としてPayPay商品券を選択できるようになります。取得したPayPay商品券は、寄付自治体での飲食やアクティビティ、宿泊施設などの決済で利用できます。お礼品で取得したPayPay商品券には、寄付から180日後までの有効期限が設定されています。
お礼品のPayPay商品券を利用するには、対応自治体への寄付後に送られてくる寄付完了メールに記載のURLから、PayPayアカウントとの連携が必要です。アカウントの連携が完了すると、通知とともに支払い方法の選択画面にPayPay商品券が表示され、決済時に選択するとPayPay商品券での支払いが可能になります。寄付額は、1000円から50万円まで全15種とすることを予定しており、寄付額の3割の金額をPayPay商品券として利用できるようになります。
PayPay商品券は、従来の体験型アクティビティのお礼品のようにチケットの送付を待つ必要はなく、寄付と同時に付与されるため、旅行などで訪れた地域で気軽に利用することができます。さとふるは、お礼品へのPayPay商品券導入によって実際にその地域に訪れる機会を増やすことで、ふるさと納税による観光需要の回復や地域活性化を目的としているとしています。

PayPay商品券の対応店舗に掲示予定のステッカー
PayPay商品券は、年内に約30自治体で導入し、約8000店舗以上の店舗・施設での利用開始を予定しています。対象の自治体でのPayPay商品券対応店舗には、専用のステッカーを配布して掲示するとしています。