グーグル、クラウドゲーム「Stadia」のサービスを終了へ

日本には上陸しないままでのサービス終了となった

Googleは2022年9月29日(米国時間)、クラウドゲームサービス「Stadia」の提供を2023年1月をもって終了すると発表しました。

Stadia

Stadiaはあらゆる端末からゲームをストリーミングでプレイできるのが特徴

Stadiaは、2019年11月に提供を開始したクラウドゲームサービス。PCやスマホ、Chromecast Ultraなどを介してゲームを直接ストリーミングしてプレイできます。端末のスペックに依存せずに高品質のゲームをプレイできる点や、ゲームデータのダウンロードが必要ない点を特徴としてサービスを提供してきました。

しかしながらGoogleは、Stadiaに期待したほどユーザーからの支持が得られなかったとして、2023年1月でのサービス提供を決定。それに伴い、Google Storeで購入したすべてのStadiaハードウェアと、Stadiaストアで購入したすべてのゲームと追加コンテンツの料金をユーザーに払い戻します。Googleによると、料金の払い戻しは2023年1月中旬には大半が完了する予定とのことです。Stadiaのゲームライブラリへのアクセスは2023年1月18日まで可能で、それまではこれまで通りゲームをプレイできます。

なおGoogleは、Stadiaの技術プラットフォームをYouTubeやGoogle Play、ARといったGoogleの他事業への応用や、業界パートナーへの提供をおこなう可能性を示唆しています。

Stadiaは2019年のサービス開始以来、欧米諸国を中心にサービスが展開されており、日本でのローンチは実現しないままのサービス終了となりました。

EDITED BY
TOKIWA