登山地図GPSアプリ「YAMAP」がApple Watchに対応

バージョン10.11.0にアップデート

登山地図GPSアプリ「YAMAP(ヤマップ)」は8月8日配信のバージョン10.11.0(iOS版)より、一部機能をApple Watchに対応しました。SE/Series 5以降のApple Watchで使用できます。

Apple Watchで利用できる機能

Apple Watchで利用できる機能

Apple Watchでは、「地図表示モード」と「活動データ表示モード」の2つの機能を利用できます。

「地図表示モード」では、わざわざiPhone端末を取り出さなくても、Apple Watchを一目見ただけで現在地を把握できます。ほかにも、スタート地点から現在までのルートや登山道なども確認できます。

「活動データ表示モード」は、Apple Watchのヘルスケア機能と連動して、画面に活動時間、心拍数、標高活動時間、距離を表示します。

「YAMAP」によると、Apple Watchで地図アプリをオフライン利用するには「使いこなすためのハードル」が非常に高いため、「iPhoneを見なくても現在地がわかる」「地図の転送が不要」「誰でも簡単に使える」といった3点を重視して開発したといいます。

地図表示データモード
  • 登山口:登山口マークを表示
  • 歩いた軌跡:活動を開始した地点から現在までのルートを表示
  • 現在地:現在地を表示
  • 山頂:山頂マークを表示
  • 進行方向:Apple Watchの向きが合わせて進行方向を表示
  • 登山道:登山道を表示
活動データ表示モード
  • 活動時間:活動開始から現在までの時間を表示
  • 心拍数:現在の心拍数を表示
  • 標高:現在の標高を表示
  • 距離:活動開始地点から現在地までの歩いた距離を表示
「YAMAP」の一部機能がApple Watchに対応

iPhone版YAMAPアプリをバージョン10.11.0にアップデートすれば、端末と連携済みのApple WatchにYAMAPアプリが自動的にインストールされます(Apple Watch側で自動インストール設定をオンにしている場合)。Apple Watchでの初期設定や地図の事前転送などは不要です。

「YAMAP」は、電波が届かない山の中でもスマートフォンのGPSで現在地や登山ルートを把握できる登山地図GPSアプリ。事前にアプリからダウンロードした地図を利用するので、端末の電波が圏外になってもGPSを受信して位置情報を確認することが可能です。登山の活動記録、山の情報収集、登山愛好家たちとの交流にも活用できます。

アプリ「YAMAP」をダウンロード
EDITED BY
KON