PayPayほけん、「コロナお見舞い金」の販売を停止

既加入者には保険終了日まで契約時の内容を保証する

PayPay保険サービスは2022年8月4日、PayPayほけん内で提供している「コロナお見舞い金」の取り扱いを新規・継続ともに停止すると発表しました。

PayPayほけん「熱中症お見舞い金」に加入する方法

PayPayほけんのコロナお見舞い金は、2021年12月から提供されている新型コロナウイルス感染症を対象とした保険商品。3カ月と6カ月、1年の保険期間から選択でき、期間中に医師から新型コロナウイルス感染症と診断された場合に、症状を問わず2万円の一時金が支払われます。

今回のコロナお見舞い金の販売停止について、引受保険会社の損害保険ジャパンは「これまでの感染状況を踏まえ」たものと説明しています。8月3日以前にコロナお見舞い金に加入している場合は、保険終了日(満期)を迎えるまで契約時の内容が保証されます。

コロナお見舞い金は、第6波とされる感染拡大期だった2022年2月に、感染者数の急増を受けて保険料を従来の3倍に値上げしています。第7波とされる現状では第6波をさらに上回る感染者が日々報告されており、保険商品として維持が困難になったことが販売停止の原因とみられます。なお、同様に新型コロナウイルス感染症向けの保険を提供していた第一生命系の第一スマート少額短期保険も、2022年7月11日に感染者の急増を受けて保険商品の販売を停止しています。

EDITED BY
TOKIWA