iOS版Chromeアプリのメニューデザインが一部のユーザーを対象として変更されているようです。筆者の環境では2022年6月18日に変更が適用されました。

変更前のメニューデザイン

変更後のメニューデザイン。表示領域が広くなり、アイコン表示の項目も登場
iOS版Chromeアプリでは、ブックマークや履歴の管理などのメニュー画面に、画面右下のメニューボタン
からアクセスできます。従来のメニューデザインは、画面の右下にポップアップのように小さく表示されていました。一方で変更後の新しいメニューデザインでは、メニューの表示領域が画面の横幅いっぱいを占める形となっています。さらに、メニュー画面上部をスワイプして引き上げると、画面全体にメニュー画面を表示させることもできます。メニュー画面最上部には、「ブックマーク」や「履歴」といった設定項目がアイコン付きで表示。全体的にiOSの共有画面のデザインに近づいた印象です。アイコン表示の設定項目には、左にスクロールして選択しなければならない項目もあります。たとえば、Chromeでの支払い設定や言語設定などをおこなう「設定」項目は、アイコン列の右端に配置されています。
iOS版Chromeのメニューデザインの変更は、現時点で一部のユーザーを対象に実施されているようです。アプリオ編集部内での対応状況を確認したところ、旧デザインと新デザインは半々の割合での分布となっていました。Googleは、iOS版Chromeのメニューデザイン変更について言及しておらず、一部ユーザーを対象としたテストか、または新デザインに順次対応している段階なのかといった詳細は不明です。
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EDITED BY
TOKIWA