Googleドキュメント、マークダウン記法のサポートを拡大 見出しやリンクの作成などに対応

Workspace・G Suiteユーザー向けに提供

Googleは2022年3月29日(米国時間)、Googleドキュメントでサポートするマークダウン記法を拡大すると発表しました。Google WorkspaceとG Suite Basic、G Suite Businessのユーザー向けに提供されます。

Googleドキュメント マークダウン

Googleドキュメントでサポートするマークダウン記法が拡大

マークダウンは、見出しの作成や文字のボールドなど、通常はマークアップ言語(HTMLなど)でおこなう文書の装飾を簡略化できる機能です。Googleドキュメントでは、箇条書きや番号付きリスト、チェックボックスといったマークダウンにはすでに対応していました。今回のサポート拡大により、「見出し」「イタリック」「ボールド」「ボールド+イタリック」「取り消し線」「リンク」のマークダウン記法に新たに対応します。

Googleドキュメントでのマークダウンの検出は、初期状態でオフに設定されているため、ユーザーが自身で設定を有効化する必要があります。Googleドキュメントの「ツール」→「設定」で「Automatically detect Markdown(マークダウンを自動検出)」を選択すれば完了です。

Googleドキュメントでのマークダウン記法のサポート拡大は、すべての対象ユーザーに2022年3月29日よりロールアウトが開始されています。Googleは、ロールアウト開始日から実際に機能が利用できるまで最大15日かかる場合があるとしています。

EDITED BY
TOKIWA