スマホのキャリアに求めるのは安心感? 格安プランへの乗り換えは同一キャリアからが最多 MMD調査

格安SIMの先駆者「MVNO」の利用率が大きく低下
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MMD研究所は2021年12月10日、2021年12月の通信サービスの利用動向調査を発表しました。

この調査では、メイン・サブ利用の通信キャリアの割合や、プラン変更・乗り換えの検討先など、スマホの通信キャリアに関する複数のデータをまとめています。

メイン・サブ利用のスマホで契約しているキャリアは、いずれもdocomo、au、Softbank、楽天モバイルの順となりました。サブブランドを含めたMNOの割合はメイン利用で90.7%、サブ利用で84.7%となっており、依然として大手3キャリアの人気の強さが伺えます。

ahamoやpovo、LINEMOといったオンライン専用ブランドとサブブランド、楽天モバイルの契約者が以前契約していた通信キャリアを訊いたところ、楽天モバイルを除いて、それぞれ大元のキャリアからの乗り換えが最も多いという結果になりました。オンライン専用ブランドとサブブランドには、それぞれ料金やプランの違いがあるものの、同じキャリアが展開しているサービスという点が、ユーザーの乗り換えの決め手になっていると見ることができそうです。

また、オンライン専用ブランドで、大元のキャリア以外からの乗り換えで最も多かったのは、日本で先駆けて格安プランを提供していたMVNOからとなっています。楽天モバイルの場合は、51%と半数以上がMVNOからの乗り換えが占めています。料金重視でMVNOを契約していたユーザーにとっても、MNOのプランは魅力的だったことが分かります。

そういった影響から、メイン利用でのMVNOの利用率は2020年11月の調査(12.3%)と比べて3.0ポイント減少し、9.3%となっています。これは過去3年間で最も低い数字で、かなりのユーザーがMVNOからMNOへと移行したという事実が見て取れます。

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TOKIWA