Twitterは2021年12月7日(米国時間)、ツイートで投稿する写真や映像にワンタイムの警告を設定できる機能のテストを開始したと発表しました。
People use Twitter to discuss what’s happening in the world, which sometimes means sharing unsettling or sensitive content. We’re testing an option for some of you to add one-time warnings to photos and videos you Tweet out, to help those who might want the warning. pic.twitter.com/LCUA5QCoOV
— Twitter Safety (@TwitterSafety) December 7, 2021
この機能では、ツイートで投稿する写真や映像が特定の人にとって適切でないものである場合、投稿者が「裸体」「暴力」「センシティブ」の3項目から警告を設定して投稿できます。警告を設定した写真・映像は、マスクされた状態で警告文とともにタイムライン上に掲載され、閲覧するには「View」ボタンをタップする必要があります。
Twitterには、同様のフィルター機能としてセンシティブな内容を含むツイートを非表示にできる機能があります。しかし、センシティブな内容のツイートを非表示にする機能は、Twitter側で自動的に判定をおこなうため、普通のツイートがセンシティブな内容として判断されてしまうことも。その点、投稿するユーザー側で警告を設定できるほうが、より精度の高いフィルター機能として働きそうです。
Twitterは、世界で起こっていることをTwitter上で議論する際に、不愉快なコンテンツやセンシティブなコンテンツがシェアされる場合もあるとしています。画像や映像にワンタイムの警告を設定できる機能があれば、議論に参加しているときに刺激の強い写真や映像が不意に目に飛び込んでくる、というケースが少なくなるかもしれません。