グーグル、屋内外対応のネットワークカメラ「Nest Cam」を国内発売 ドアホンの「Nest Doorbell」も

機能を拡充するサブスク「Google Nest Aware」も提供

グーグルは、スマートカメラ「Google Nest Cam」とドアホン「Google Nest Doorbell」を2021年8月26日から日本で販売すると発表しました。Googleストアではすでに予約を受け付けています。長時間の動画記録や認識済み人物の検出機能などが利用できるサブスクリプションサービス「Google Nest Aware」もあわせて提供します。

Google Nest Cam

Google Nest Cam

Google Nest Doorbell

Google Nest Doorbell

Nest Camは、防犯や見守りを目的としたネットワークカメラで、屋内・屋外の設置に対応するバッテリー式(2万3900円)と、屋内利用向けの電源アダプター式(1万2300円)がラインナップ。またNest Doorbellは、ドアベルとスマートカメラを一体にしたバッテリー式の製品で、玄関に取り付けてドアホンとして使えます(価格は2万3900円、すべて税込)。

昼夜問わず撮影でき、3時間分の動画履歴をGoogle Homeアプリから閲覧できます。いずれも人や動物、車両を自動検知し、Nest Doorbellは置き配などの荷物も検出可能。木の枝の揺れといった無駄な動きは除外して、来客や配達など重要なアクティビティのみに絞って録画、および通知をユーザーのスマホなどに送信します。

クラウドに頼らないオンデバイスでの機械学習を活用して、認証済みの人(顔)をラベルを付けて判別できるのも特徴。映像はデバイス上で処理されるため、より高速かつ正確な認識とプライバシー・セキュリティの強化を実現しているといいます。

スマホアプリの「Google Home」を使って管理し、バッテリー残量を確認したり、カメラに映った相手と会話も可能です。スマホ以外にもGoogle Nestシリーズのホームデバイスとも連携できます。

Google Nest Aware

Nest CamやNest Doorbellの機能を拡充するサブスク「Google Nest Aware」に加入すると、より長い期間の動画履歴を確認できるほか、特定のエリアを指定してそこでイベントが生じたときに通知を受け取れる「アクティビティエリア」機能や、前述の認証済み人物検出などが利用できるようになります。

料金はNest Awareが月額630円(年額6300円)、Nest Aware Plusが1260円(年額1万2600円)です。

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LOQU