「つながる社会、共創する未来」をテーマに、CPS/IoTの革新技術が一同に会する総合展示会「CEATEC 2019」が2019年10月15日から4日間、幕張メッセで開催中です。大日本印刷(DNP)と東京大学は、皮膚に貼れる薄型で伸縮自在のディスプレイ「スキンエレクトロニクス」を展示しています。
スキンエレクトロ二クスの素材は柔らかく、伸ばしたり曲げたりしても光を表示できるので、装着しながら身体を動かしても問題ありません。また、皮膚呼吸を妨げない生体適合性材料を使用しており、長い間装着していても皮膚の炎症が起きにくいことが確認されています。
つまり、ウェアラブル機器の課題の一つである、装着時の不快感がクリアされていると言ってもよいでしょう。
指先のような、よく動かす箇所でも装着可能
スキンエレクトロ二クスでは、人間のバイタル情報を取得・反映できるため、患者の遠隔モニタリングなど医療分野での応用が見込まれています。
また、スポーツやファッションといった様々な分野での活用も期待できるとのこと。たとえばプロスポーツにおいては、スキンエレクトロニクスを選手の身体に装着し、そこにスポンサーの広告を流すというような使い方が考えられます。
スキンエレクトロニクスによるバイタル情報の取得は、人間だけでなく動物にも応用が可能。管理している動物の健康状態をリアルタイムで把握するといった用途も想定されています。
あらゆる分野での可能性を秘めているスキンエレクトロニクスは、2020年を目処に実用化予定とのこと。人間の身体ひとつで、あらゆる情報を取得したり発信したりできる未来もそう遠くはないかもしれません。
EDITED BY
TOKIWA