格安SIMのメイン利用率は13.2%、5年で8倍以上に トップは楽天モバイル

格安SIMのメイン利用率は13.2%、5年で8倍以上に トップは楽天モバイル

MMD研究所は「2019年9月格安SIMサービスの利用動向調査」の結果を公表しました。MVNO(格安SIM)をメインで利用しているユーザーの割合は2019年9月時点で13.2%で、2014年10月(1.6%)から約5年で8倍以上になったことがわかりました。調査は15歳~69歳の男女4万804人を対象に2019年8月19日~26日の期間で実施。

メイン利用の携帯電話・スマートフォンの通信事業者は、NTTドコモが33.2%、auが26.1%、ソフトバンクが18.7%と大手3キャリアで78.0%。キャリアサブブランドのY!mobileは5.7%、MVNOが13.2%となり、合わせて18.9%に達しています。

格安SIM 事業者 利用率

格安SIMサービスの認知度は90.3%で、内容を理解しているユーザーの割合は51.5%という結果に。また、格安SIMサービスの契約プランは、音声プランが73.7%、データプランが26.3%となっています。

格安SIM利用者の属性では、男性が51.1%、女性が48.9%とほぼ半々。年齢層も15歳〜19歳は6.8%とやや少ないですが、20歳〜29歳は15.1%、30歳〜39歳は16.7%、40歳〜49歳は21.9%、50歳〜59歳は18.6%、60歳以上は20.9%と幅広い年代に利用されていることがわかりました。

格安SIM 事業者 利用率

最も多く利用されている格安SIMサービスは楽天モバイル(旧FREETEL SIM含む)で25.3%。2位のmineoが11.7%、3位のUQ mobileが11.1%と続きます。

メイン使いの格安SIMサービスの利用デバイスは、Androidスマートフォンが56.1%、iPhoneが35.8%と9割以上を占めていることから、スマホを利用するために格安SIMを契約するユーザーが多いようです。

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