Feedlyエコシステムに、ReederなどRSSリーダーの有力5クライアントが正式参加へ

Feedlyエコシステム

米時間6月4日、Feedlyは、GoogleリーダーのサードパーティクライアントであるReeder・Press・Nextgen Reader・Newsify・gReaderからのアクセスがGoogleリーダー廃止前に可能となることを正式に発表した。Press・Nextgen Reader・Newsifyも、Feedlyをサポートする発表を行なっている。

今年の3月中旬、Googleは、2013年7月1日にGoogleリーダーを廃止すると発表した。そこで、Googleリーダーを愛用していたユーザは、代替するRSSリーダーを探さなければならなくなったわけだが、その最有力候補の1つがFeedlyだった。

Feedly エコシステムの出現へ

Feedlyは、Googleリーダー廃止決定以前からノルマンディープロジェクトを立ちあげ、Googleリーダー廃止に備えた対策を講じてきた。

例えば、7月1日以前にFeedlyにGoogleリーダーのアカウントでログインすることで手動エクスポート・インポートの手間を省き、自動的にFeedlyに移行することができるようにしている。

さらに重要な施策が、Feedlyを中心としたRSSリーダーエコシステムの構築だ。具体的には、GoogleリーダーのクローンAPIを用いることで、他のサードパーティ製RSSリーダークライアントからのアクセスを受け入れられるように、各サードパーティと共同して準備を進めてきていた。

今回の発表により、世界的に人気のRSSリーダー群がFeedlyエコシステムに参加することが確定した。この流れは様々なサービスに波及していくことが予想される。

「Googleリーダーか、それ以外か」の世界から「Feedlyか、それ以外か」の世界に移行すると言っても過言ではないだろう。