LINEがドコモと協業、らくらくスマートフォン向けアプリやドコモ専用の音声通話ボタンの実装など

NTTドコモとLINE

NTTドコモLINEは、ドコモのスマートフォンにおけるLINEアプリの利便性向上を目的とした協業に合意した。

LINEからドコモの有料回線での通話も可能に

今回の協業内容は以下の通り。

  • らくらくスマートフォン向けLINEアプリの開発
  • LINEアプリのユーザープロフィール画面にドコモ専用の音声通話ボタンを配置
  • 2013年夏モデルからdocomo Palette UIのアプリ画面においてLINEアプリを「おすすめ」タブに掲載
  • ネットワークおよびスマートフォンの利用環境向上に向けた取り組みの強化

らくらくスマートフォン向けLINE

らくらくスマートフォン向けLINEは、スタンプショップでの課金機能や連携アプリのダウンロードなどを制限したアプリが2013年10~12月に提供される。プリインストールを制限している「らくらくスマートフォン」でも、LINEが利用できるようになる。

同アプリは2013年夏モデルの「らくらくスマートフォン2 F-08E」にプリインストールされるわけではなく、後で追加インストールする形となる。

ドコモの音声通話ボタン

また、LINEアプリのユーザープロフィール画面に、ワンタッチでドコモの音声回線を使って電話ができる通話ボタンを2013年7~9月に配置する。LINEでの無料通話に加え、通話音質が優れない場合など必要に応じてドコモの音声通話を利用できる。

このボタンは、LINEアプリ内で友だちになっていて、かつスマホの電話帳に電話番号を登録しているユーザーのプロフィール画面にのみ表示される。もちろん、ドコモの音声通話を利用する場合は通話料が発生する。

NTTドコモとLINE