角川グループ、読了30分の100円電子書籍レーベル「ミニッツブック」創刊

カドカワ・ミニッツブック

角川グループのコンテンツ配信事業を手がけるブックウォーカーは、30分前後で読み切れる電子書籍レーベル「カドカワ・ミニッツブック」を3月28日にプレ創刊する。

マイクロコンテンツの電子書籍「ミニッツブック」

表紙の目立つ場所に、1分間600文字を目安として想定される読了時間が表示されているのが特徴で、100~500円と手ごろな価格で提供される。

配信されるのは角川グループ各社のコンテンツとなり、人気作品の再編集ダイジェスト版や書き下ろし作品など充実したラインナップを揃えるとしている。

「自分を信じていい時代」(モーリー・ロバートソン)、「遠野物語 preview 」(京極夏彦×柳田國男)、「男はなぜ魔性の女に堕ちるのか? 恋する文豪1」(柴門ふみ)、「100円のコーラを1000円で売る方法 ミニッツブック版」(永井孝尚)などがリリースされる予定。

スマートフォンやタブレット、電子書籍端末の初心者に、手軽に読めるコンテンツに触れてもらうのが狙いで、Amazon Kindleストア、紀伊國屋書店 BookWebPlus 、Google Play ブックス、楽天kobo、Reader Store、ブックパス、honto、BookLive!などの各電子書店で展開する。

6月から本格創刊し、毎月4~6点を配信していくという。

カドカワ・ミニッツブック