富士通、らくらくスマートフォンベースの「STYLISTIC S01」をフランスで発売

STYLISTIC S01

富士通は19日、らくらくスマートフォンをベースにしたシニア向けモデル「STYLISTIC S01」を2013年6月からフランスで発売すると発表した。同社としては、スマートフォンでの初の本格的な海外展開となる。

らくらくスマホは欧州シニア層にも受け入れられるか

「STYLISTIC S01」は、欧州や中東、アフリカで通信事業を展開するフランステレコム(Orange)を通じて販売される。欧州においてもシニア層の割合は急速に増大しており、急成長する欧州のシニア市場に向けて投入される。

らくらくスマートフォン F-12D

NTTドコモ「らくらくスマートフォン F-12D」をベースに、誰にでも使いやすいメニュー画面や操作性などの特徴を維持しつつ、Orangeから提供されるユニバーサルデザインを採用。

映画鑑賞サービス(無料)や、様々なサポートが受けられるOrange統合サービスといった利便性の高いアプリをプリインストールし、フランスのユーザーにも受け入れられやすいようカスタマイズされているという。

Android 4.0(ICS)を搭載し、ディスプレイは4インチWVGAの液晶。背面カメラは810万画素。チップセットはSnapdragon S2 MSM8255 1.4GHzで、RAMは1GB、内蔵ストレージは4GB。バッテリー容量は1,800mAh。本体サイズは130x64x10.9(HxWxD)、重さは130gとなっている。

なお「STYLISTIC S01」は、2013年2月25日からバルセロナで開催されるMWC 2013のOrange、富士通ブースで製品紹介を行うという。