手のひらサイズのモバイル燃料バッテリー「nectar」が登場、電源なしでスマホを10回充電可能 #CES2013

燃料電池製品などの米スタートアップのLilliputian Systemsと小売チェーンBrookstoneは、燃料電池を活用した手のひらサイズのモバイルバッテリー「nectar」を、米ラスベガスで開催中のCES2013で発表した。電源がなくとも、一般的なスマートフォンを常に10回程度充電できるという。

スマホの電力不足を解消する新バッテリー「nector」

nectar

nectarは、「ポッド」と呼ばれる円筒状の燃料電池カードリッジを差し替えながら使うモバイルバッテリー。使い切った後にUSBやACコンセントを使って再充電する一般的なモバイルバッテリーとは異なり、スマートフォンをはじめとしたUSB機器を電源コンセントなしにたっぷり充電できるのが特徴だ。

ポッドを交換するだけで、1本あたり55,000mWH(約15,000mAh)、標準的なスマホで10回程度の電力が得られる。ポッドは専用の30ccイソブタンを燃料とし、重さは35gとなっている。nectar全体の重さは約200g。

Brookstoneは、7月5日から米国の店舗やWebショップでnectorを販売する予定で、本体価格は299.99ドル、交換用のポッドは1本9.99ドル。

時間をかけて再充電する必要がなく、様々なモバイル機器の電力不足を解消してくれそうだが、ポッドを買い足すランニングコストなどは少々高めかもしれない。

現在のところ日本での展開は未定のようだが、人気商品となれば上陸もありそうだ。