ドコモがLTEデータ通信プラン永年割引キャンペーン開始、月額3980円から

ドコモは6日、LTE対応のデータ通信専用プラン「Xiデータプランライト にねん」「Xiデータプランライト」の月額利用料を955円割引するキャンペーンを開始すると発表した。

ドコモがデータ通信プラン割引を発表

実質通信料金値下げに

ドコモの発表によると、キャンペーンは2012年11月9日から2013年3月31日までで、この期間に「Xiデータプランライト にねん」「Xiデータプランライト」を契約しているすべての利用者(既契約者含む)が割引を受けることができる。
割引期間は「永年」となっているため、契約を継続する限りは割引料金が適用され続けることになり、実質データ通信料金の値下げとなる。
このキャンペーンにより、「Xiデータプランライト にねん」は月額3980円、「Xiデータプランライト」は月額5450円となる。

料金には別途ISP料がかかることになるが、ドコモでは今回のキャンペーンに合わせて、同社が提供するISPサービス「mopera U(Uスタンダード)」「ビジネスmoperaインターネット」の月額使用料を最大6か月間無料にすると発表している。

キャリア各社との料金格差縮小へ

キャリア各社の高速データ通信プランは以下のようになっている(データ通信サービスについての料金は、スマートフォン向けの通信サービスとは料金プランが異なる点に注意)。
イー・モバイルのLTE対応のデータ通信プラン「LTEフラットにねん」、auのWiMAX対応プラン「WINシングルフラットWiMAX (シンプル)」、ソフトバンクの「4Gデータ通信バリューキャンペーン(76Mbps)」が月額3880円から提供されている。

いずれのキャリアも、条件付きのものもあるが、基本的にはドコモより100円程度安い価格に設定されている。しかし、イー・モバイルLTEやソフトバンク4Gは対応エリアの広さに難があり、auのWiMAXについても屋内での弱さが指摘されることもある。
このため、これまでの月額料金差が1000円から100円になったのなら、より対応エリアの広いドコモのデータプランを利用したいという人もいるだろう。