早川書房、11月から新刊の翌月電子書籍配信を開始

早川書房は、2012年の10月新刊より著作権者の承諾が得られた作品について、刊行翌月に電子配信を行う。2014年からは、すべての新刊の電子配信を可能にする態勢を整えるという。

早川書房の11月配信ラインナップ


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©早川書房

早川書房の電子書籍を取り扱うストアは、Reader Store、LISMO Book Store、楽天kobo、Raboo、紀伊國屋書店BookWebPlus、honto、BookLive、BookPlace、セブンネットショッピング、GALAPAGOS STORE。

スタートとなる11月配信は、全世界で最速4000万部突破の超話題作『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(E L ジェイムズ)や、ベン・アフレック監督・主演で10月26日に映画が公開されるノンフィクション原作『アルゴ』(メンデス&バグリオ)など全11作品。詳細は、下記の通り。

  • アンドロイドの夢の羊:ジョン・スコルジー
  • 特捜部Q―檻の中の女―:ユッシ・エーズラ・オールスン
  • アルゴ:アントニオ・メンデス&マット・バグリオ
  • 首斬り人の娘:オリヴァー・ペチュ
  • 量子怪盗:ハンヌ・ライアニエミ
  • 黒衣の女:スーザン・ヒル
  • カンパニュラの銀翼:中里 友香
  • この空のまもり:芝村 裕吏
  • 黒猫の接吻あるいは最終講義:森 晶麿
  • フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(上・下):E L ジェイムズ
  • 華竜の宮(上・下):上田 早夕里

早川書房は、2013年末までに1000点を超える刊行物の電子化を目指す。好評配信中のグイン・サーガ・シリーズ、9月に全100点が完結したアガサ・クリスティー文庫、名作配信プロジェクト「ハヤカワSF・ミステリebookセレクション」等、ファンには待ち遠しい作品ばかりだ。