楽天とイー・アクセスは19日、合弁会社「楽天イー・モバイル株式会社」を共同で設立したと発表。新会社はモバイルデータ通信事業を手がけ、10月1日からLTE方式による「楽天スーパーWiFi」を開始する予定で、加入申し込み受付中だ。「楽天スーパーWiFi」とは、どのような特徴のサービスなのだろうか。
kobo touchも貰える特典付きの月3880円の定額LTE通信
「楽天イー・モバイル」は、EMOBILE LTE網を利用するMVNO(仮想移動体通信事業者)としてサービスを提供する会社で、10月1日から「楽天スーパーWi-Fi」というデータ通信サービスを開始する。
楽天スーパーWi-Fiでは、SIMカードと名刺入れサイズのLTE対応モバイルWi-Fiルータ(当初はHuawei製の「Pocket WiFi LTE GL04P」のみ)が、楽天市場の販売網を通じて販売される。PCやスマートフォン、タブレット、電子ブックリーダー、携帯ゲーム機などのWi-Fi対応機器でモバイルデータ通信が使えるが、音声通話には対応しない。
データ通信のサービスエリアはEMOBILE 4GとEMOBILE LTEの提供エリア。速度は下り最大75Mbps、上り最大25MbpsのLTEで、LTEサービス対応エリア外では「EMOBILE G4」エリアで下り最大42Mbps、上り最大5.8Mbpsの通信が利用できる。
ただし、24時間の利用が300万パケット(約366MB)以上のユーザーは、当日21時~翌2時に通信速度制限を受ける。また、2014年5月以降は、当月のデータ通信量が10GBを超えた場合、当月末までの通信速度を制御するとしている。
端末価格は実質0円となり、通信サービスは月額3880円で使い放題として提供される。ただし、2年間の継続利用契約が必須となる。
楽天会員は楽天のIDを使って簡単に申し込みが可能。また、サービス契約期間中に楽天市場での買い物をすると楽天スーパーポイントが3倍貯まったり、加入時には楽天スーパーポイント5000ポイント分プレゼント、または電子ブックリーダー「kobo Touch」の無償提供といった特典も用意されている。
月額料金としては他のMVNOと差はないが、国内最大級のECサイト楽天のサービスをおトクに利用できるなどのメリットで差別化がはかられているといえそうだ。