国内最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2012」が、9月20日からの4日間、千葉・幕張メッセにて開催されている。初日から多くのブースで華やかな出展があふれていたが、ひときわ注目を集めたのは「ブシロード」のブースだった。
スマホ向けソーシャルゲーム系プラットフォーム「ブシモ」
ブシロードは20日、スマートフォン向けのソーシャルゲームプラットフォーム「ブシモ」を立ち上げを発表。他ソーシャルゲームとの差は、提供するゲームがAndroidとiPhoneの両方に対応するリッチアプリである点、会員登録なしでもゲームを遊べるという点だ。
今回、それらゲームラインナップの発表や開発中の一部のゲーム(8つ)を出展しており、なかでも「大疾走!ミルキィホームズターボ」「ミルキィ大富豪」など、ブシロード人気タイトルのミルキィホームズ系アプリの試遊が人気を集めていた。そのほか、「恋愛リプレイ」「魂狩デモンズトリガー」といったオリジナルタイトルも用意される予定だ。
ゲームショウで生プロレスが見られるのはブシロードだけ!
また「ブシモ」とは別になるが、スマホでも楽しめる対戦型トレーディングカードゲーム「キング オブ プロレスリング」のコーナーが最高に盛り上がっていた。というのも、ブース内にリングを設置して、「新日本プロレスリング スペシャルマッチ」と題した本物の試合が行われていたからだ。
今回、編集部がブースをまわっていた際には、4対4のタッグマッチ(永田裕志、小島聡、天山広吉、井上亘 vs 鈴木みのる、ハーリー・スミス、ランス・アーチャー、TAKAみちのく)で豪華カードが開催。「ゲームショウで生プロレス」と思わぬ遭遇をし、永田と鈴木みのるの因縁の対決に目を奪われた。
熱い戦いは、最後に天山のダイビングヘッドバッドが決まり、永田軍の勝利。コーナーに登って雄叫びを上げ、「キング オブ プロレスリング」を大いにアピールした。このプロレスの試合(1日4試合程度)は会期中通して行われる。開催日時は以下のとおり。
・9月20日(木)11:00~、15:00~
・9月21日(金)11:00~、14:30~
・9月22日(土)10:30~、14:30~
・9月23日(日)11:00~
ブシロードは今年初めに新日本プロレスを子会社化したことから、それを生かして今回の「キング オブ プロレスリング」を展開する。様々なプロレスラーがカードとして登場し、それらを組み合わせての対戦ができるのが魅力で、カードを手に入れて登録しチームを編成すれば、あとは自動で試合が始まる仕組みとなっている。
今日のブースで生プロレスを見ながら、昔の名場面がいろいろと脳裏をよぎったりもしたものだが、本ゲームではそれらが、実現しなかった夢の対決も含めオンライン上で蘇るというわけだ。
すでに9月19日からβテストを開始しており、応募などの手続きはなく無料会員登録を行うだけで参加できる。ゴールド会員の月額会員費用(525円)が10月末日まで無料という特典も用意されている。また、カードの販売は10月20日からを予定しており、価格は3枚入りのパックが330円の予定だ。