SoftBankが高速通信サービス「SoftBank 4G LTE」の開始と専用料金プランを発表

SoftBankは9月21日より、新しい通信サービス「SoftBank 4G LTE」を開始する。

「SoftBank 4G LTE」は、下り最大75MbpsのLTEサービス。2012年度末に政令指定都市のカバー率で100%を目指すとしている。本サービスの開始にともない、新料金プランが導入される。

テザリングには対応しない。

料金プラン概要

「SoftBank 4G LTE」を利用するためには、(1)料金プラン、(2)インターネット接続サービス、(3)パケット定額サービスの全てに加入する必要がある。

料金プラン(基本使用料)

「ホワイトプラン」は月額980円、「標準プラン」は月額1960円となっている。音声通話料・SMS送信料・MMS送受信料については、無料通話の条件など従来とほぼ同じサービスが提供される。

また、「新スーパーボーナス」で新規契約もしくは機種変更の申込みをした場合に加入できる新料金プラン「タイプX にねん」(月額780円)、「タイプX」(月額1560円)が開始される。この場合、月々割は適用外となる。音声通話料・SMS送信料・MMS送受信料は一律。

インターネット接続サービス

「S!ベーシックパック」はメール・ウェブの利用に必要なプラン。従来と同じく月額使用料は315円のままとなる。

パケット定額サービス

スマートフォン利用に必須といえるパケット定額サービスのプランは、「パケットし放題フラット for 4G LTE」と「パケットし放題 for 4G LTE」の2プランが用意された。いずれのプランも、各月のデータ量が7GBを超えた場合は月末まで通信速度が最大128kbpsに制限され、別途申し込むことで制限を外すことが可能となる(2GBごとに2625円)。

「パケットし放題フラット for 4G LTE」は月額5985円の定額プランで、「パケットし放題 for 4G LTE」は月額2100円~6510円の従量課金プラン(0.0525円/パケット)となっている。

3Gサービス向けの料金プランも改定

11月1日より、「ホワイトプラン」を改定し、基本使用料無料期間(更新月翌月から2ヶ月間)が廃止される。

また、新たに月額1960円の「標準プラン」(契約期間が縛られないプラン)が導入される。