auで9月21日より、次世代高速通信規格LTEによる「4G LTE」サービスの提供が始まる。そこで、au「4G LTE」サービスの主な特徴をまとめた。
au「4G LTE」サービスの特徴
データ通信量7GB超で通信速度制限
パケット通信料定額サービス「LTE フラット」は月額5985円で、各月のデータ通信量が7GBを超えた場合には通信速度が128Kbpsに制限される。
「LTE フラット」を契約したうえで「エクストラオプション」を申し込むと、当月のデータ通信料が7GB(テザリングオプション加入時は500MB追加)を超過した場合でも、通常速度で利用できる。その場合、2GBごとに2625円かかる。
月額525円でテザリングが利用可能
月額525円の「テザリングオプション」を申し込むことで、テザリングが可能になる。
「テザリングオプション」に申し込むと、通常速度で利用できるデータ通信量(7GB)は、500MB追加される。
基本使用料「LTE プラン」は月額980円から
基本使用料である「LTE プラン」は、2年単位での継続契約である「誰でも割」を契約すると、月額980円。「誰でも割」を契約しない場合は、月額基本使用料は1961円。
オプションサービスには、月額500円の「au通話定額24」と月額980円の「通話ワイド24」がある。
「au通話定額24」は、au携帯電話宛の国内通話料が24時間無料のサービス。「通話ワイド24」は、国内通話料が半額になるサービス (21円/30秒 → 10.5円/30秒)。
インターネット接続サービス「LTE NET」は月額315円
「LTE NET」は、ネットやEメールを利用するうえで必要なプロバイダ料金。月額料金は315円。
NTTドコモでは、「spモード」が同様のサービスとして提供されている。
通信速度は受信時最大75Mbps、対応エリアは順次拡大
au「4G LTE」は、3G通信(CDMA 1x EV-DO MC-RevA方式)に比べて約8倍の通信速度となる受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsの高速データ通信が可能。2013年には、受信時最大112.5Mbpsに高速化する予定とのこと。
対応エリアは、東京23区、および政令指定都市を中心に全国主要エリアから開始し、2013年3月末時点で実人口カバー率約96%まで拡大する予定。その後も順次エリアを拡大していく。
LTEエリア以外では、既存の3Gエリアでの利用が可能。