「050plus」を使ってスマホの通話料を節約する――月に8分以上通話する人は要チェック

2012-09-12 17:26
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スマホに乗り換えて、料金が高くなったと感じている人は少なくないはず。だがパケット料金(通信料)の節約は、なかなか難しいのが現状。そんな中で少しでも月額使用料を抑えるには、IP電話アプリを活用した「通話料の削減」が有効だ。特に、通話相手にフィーチャーフォン(旧来の携帯電話)や固定電話が含まれるなら、「050plus」の活用を検討してみてはいかがだろう。

スマホの月額使用料は「通話料」と「パケット料」(通信料)が大半を占める。携帯各社が用意するスマホの通信料金プランでは、ちょっとブラウザやメールなどを使えばパケット代はすぐに上限に達するため、必然的にスマホの月額使用料はフィーチャーフォンの時よりも割高になりやすいわけだ。

MVNO(仮想移動通信事業者)の格安SIMなどを利用すれば、この通信料金を圧縮することもできるが、手続きや端末準備等の煩わしさに加え、利用にも速度制限など様々な制約がつきまとう。つまり、スマホで「通信料」を安く抑えるというのは簡単ではないといえる。

「050plus」の特長とは


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そこでオススメしたいのが、IP電話アプリを活用しスマホの「通話料」を節約する方法だ。

いまや定番となった「LINE」「Viber」などの無料通話アプリもこれに含まれるが、今回取り上げる「050plus」は、月額315円の利用料はかかるものの、LINEやViberにはない以下のメリットを備える。

うまく使えば、LINEなどだけではカバーしきれない部分で、通話料の削減に寄与してくれるだろう。

  • フィーチャーフォンや固定電話とも安い料金で通話できる
  • 050から始まる電話番号が付与され、2つの電話番号が使える
  • 固定IP電話を含む同一サービス利用者同士なら無料通話OK
  • オプション料金なしで留守番電話機能が使える
  • Wi-Fiを使えば、海外からでも日本国内と同一料金で電話できる

月に何分通話すると「おトク」になるのか


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LINEやViberといった無料通話がウリのIP電話アプリは便利だが、アプリ利用者同士のみ、つまりアプリを入れている端末(ほとんどがスマホ)同士でしか通話できない。

一方の「050plus」は、アプリ同士および300万契約以上あるOCNドットフォンなどの固定IP電話と無料通話できるうえ、フィーチャーフォンや固定電話とも安く通話できるという点で異なる。

気になるのが料金。「050plus」は月額利用料の315円に加え、フィーチャーフォンへは1分16.8円、固定電話へは3分8.4円(計算上1分2.8円)の料金体系となっている。

そこで今回、NTTドコモの通話プラン「タイプシンプル バリュー」を契約中という例において、「050plus」を使っている場合と使っていない場合を比較した。「タイプシンプル バリュー」は、無料通話分のない最も基本使用料の安い(月額780円~)通話プランで、通話料は1分42円となっている。

このプランでの、「050plus」をまったく使わないケースと、「050plus」のみでフィーチャーフォンにかけた(1分16.8円)ケースを試算している。

フィーチャーフォンで12分30秒、固定電話で約8分以上


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グラフ1:12.5分を超えると、基本使用料の315円を払っても050plusのほうが割安に

その結果、月の通話時間が12分30秒以上になると、基本使用料の315円を払ってでも「050plus」を使ったほうが割安になることが明らかになった(グラフ1)。

また、同一条件において固定電話のみにかけた場合での比較では、計算上で月の通話時間が約8分以上ならば、「050plus」利用のほうがおトクとなった。

現在、携帯電話各社は同一キャリア間なら無料通話できるなどのサービスを導入しつつあるが、ウィルコムを除いて他社の携帯電話や固定電話への通話料の割引は渋い

自分が月にどの程度の時間通話しているのかをチェックし、上記条件に当てはまりそうなら「050plus」導入を検討してみる余地は十分にあるだろう。

もう1つ電話番号をもらえることの意義


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好きな下4ケタの050番号が指定できる。

実は「Skype」も、フィーチャーフォンや固定電話に安い料金でかけられるIP電話アプリだ。料金は「050plus」とさほど変わらないのだが、相手の着信画面の表示は非通知や通知不可、ありえない番号になってしまう。

これでは、ビジネス等への利用はちょっと厳しいかもしれない。片や「050 plus」では、050-xxxx-xxxxの電話番号をもらえるため、この電話番号が相手にも通知される。相手もその電話番号に電話することができ、まさに1台のスマホで2つの電話番号を使い分けることが可能となる。

例えば、仕事関連には050番号、プライベートは今まで通りスマホの電話番号といった使い方ができる。最近は自分のスマホをビジネスにも兼用したり、仕事の電話といえども自腹になってしまう会社も増えていると聞く。

ある意味、月額基本料の315円は、050番号を維持するための費用と考えてもいいだろう。

バッテリー持ちも向上、留守電機能も搭載


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端末の電話帳からも050発信可能。

「050 plus」を受話できる状態にするには、アプリを常に起動しておく必要がある。以前はバッテリーの消耗が大きかったこともあり、発信専用にしか使えないというような声もあった。しかし、アップデートを重ねて改善され、受話用に常駐させても問題ないレベルになってきている。

バッテリーが気になるという人も、アプリを起動せずとも留守番電話機能で着信は確保できるので安心だ。不在着信に留守番電話が応答し、90秒のメッセージを20件、168時間分も保管できる。その後、メールで着信を知らせてくれ、その場で確認ができる。

また、通常の電話帳からの050発信にも対応しており、電話帳から発信相手を指定し、発信する際に利用するアプリとして「050 plus」を選べば、050発信として通話できる。その他、機能は通常の電話と同様で、使い勝手の不便はまず感じないはずだ。

申し込みには、料金決済用のクレジットカードと、「050plus」アプリをインストールしたスマートフォンが必要となる。方法はこちらのページを参照されたい。