ジャストシステムは8月29日、「携帯電話・インターネットの利用に関する月例調査(8月度)」を発表した。調査期間は8月10-16日で、有効回答数は1100人。調査ではジャストシステムのセルフ型ネットリサーチであるFastask(ファストアスク)のモニタのうち、年代別で男女50人ずつを割り付けて回収した。
25歳-29歳の女性では、スマホ利用者が6割超
「利用中の携帯電話」という項目では、男女全体でフィーチャーフォン利用者が60.7%、スマートフォン利用者が34.5%だった。
しかしながら、30歳未満で見ると男女ともにスマートフォンの利用者は50%を超えており、25歳-29歳の女性では60%という結果だった。
すべての年代で見ると、スマートフォンの利用者は少ないように見えるが、若年層での利用者は過半数を超えており、スマートフォンはかなり普及していることが分かる。
OS別ではAndroidのスマホを選ぶ人が多数
「スマートフォンのタイプ」という項目では、男女全体でAndroid OSと答えた人が62.0%、iOSと答えた人が34.6%だった。
男女ともにほとんどの年代で、Android OSのほうがiOSより多いか同率だ。iOSが上回っていたのは、65-69歳の女性だった。
25歳-29歳の女性で70.0%という結果はサンプル数が多くはないので、今回は大きな数値になってしまったのかもしれないが、この年代の女性に多く選ばれているのも、Android OSを搭載したスマートフォンだった。
今後、30歳以上のユーザーの多くがスマートフォンを所有することが考えられる。今回のデータから推測すると、日本のスマートフォンのOS別シェアはAndroidが多数を占めそうだ。