福島県飯舘村が住民にAndroidタブレットを2500台配布、避難中の交流促す

東京電力福島第一原発の事故でほとんどの住民が避難している福島県飯舘村は8日、タブレットを活用した「村民の声ネットワークシステム」の本格運用を開始した。離ればなれになった住民同士のつながりを保つのが狙いだという。It proが詳しく伝えている。

android-飯舘村村長と村民がテレビ電話でデモ。

飯舘村はタブレット端末を、飯舘村住民の全世帯に計2500台ほど配布する。端末はNTTドコモのAndroidタブレット「Optimus Pad」(LG製)。村には高齢者が多いため、避難先に職員が出向いて使い方の説明なども行ってきたという。

離れた住民同士が顔を見て話すことのできる「テレビ電話」をはじめ、避難区域や賠償などに関する情報がわかる「お知らせ」、村に対して質問や要望を伝えたりできる「住民相談・アンケート」、飯舘村内の様子をライブカメラで確認できる「ふるさとカメラ」、「放射線量情報」など、飯舘村独自の機能も実装している。

3年間はタブレット端末使用料と通信料を飯舘村が負担するが、その後については後日決定するという。総務省によれば、東日本大震災の被災地でのこうした取り組みは初めてだということだ。