連絡手段の「アプリ化」が急速に進行、女子中高生のスマホ利用の実態調査

女子中高生のためのポータルサイト「ふみコミュ!」を運営するふみコミュニケーションズは、同サイトにて行った、女子中高生によるスマートフォンの利用実態を調べる「恋とスマホ いっせ~大調査!」の結果を発表した。

android-女子中高生のスマホ利用の実態調査

調査は2012年7月18日~31日までの期間に行われ、女子中高生(一部に小学生、大学生以上を含む)357名からインターネットによる回答を得た。

それによると、所有している携帯電話の機種は「iPhone」が39.0%でトップ、次いで「(Androidなど)iPhone以外のスマホ」が31.2%、「ガラケー」が29.8%となった。女子中高生の3人中2人がスマホを持っているという状況だ。

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また、「彼との連絡手段、一番使うのは?」という質問には、「ケータイメール」が最も多く59%を占めたものの、続いて24%が「LINE、カカオトークなどのアプリ」と回答。スマホの普及によって、新しい連絡手段としてアプリが急浮上してきているという。

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さらに「ありがちなケンカって?」との問いには、「電話に出ない」「メールの返信が遅い」の各21%の回答に次いで、「アプリ上でメッセージが既読になっているのに返事が来ない」が18%を占めており、連絡手段のアプリ化を裏付ける結果となった。

なお、今回の調査項目には含まれていないが、同社で定期的に行っている女子中高生へのヒアリングにおいては、「彼氏」よりも「友達」との連絡手段として、より一層アプリが使われている傾向があり、彼女たちがプライベートなコミュニケーションとパブリックなコミュニケーションで連絡手段を使い分けている様子が伺えるという。