中国のスマートフォン出荷台数が世界の27%で圧倒的トップ、8割以上をAndroidが占める

調査会社Canalysは、2012年4~6月期(Q2)の世界のスマートフォン市場に関する調査結果を発表した。それによれば、中国での出荷台数が世界全体(約1億5800万台)の27%を占め、4200万台を上回ったという。

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中国でのスマートフォン出荷台数が驚異的な伸びをみせている。前年同期比199%となり、2位の米国(世界全体の16%)との差を大きく広げた

これをメーカー別でみると、Samsungが17%でトップ、2位はZTE、3位にLenovo、4位にHuaweiと続いており、Appleは前年同期比102%とわずかに増加したものの、5位に後退した。

Samsungもほぼ横ばいながら、ZTEやLenovo、Huaweiといった中国勢が前年同期比518%と爆発的な躍進。こうしたことから、OS別ではAndroidが81%と圧倒的シェアとなった。

Canalysでは、上位メーカーが市場の需要や消費者の好みを理解した製品を積極投入したこと、ブランドの認知度向上に成功したこと、通信キャリアとのパートナーシップを強めたこと、また、下位メーカー(Oppo, K-Touch、Gioneeなど)でも中小都市への出荷で成果をあげたこと、などが今回の躍進の理由だと分析している。

世界のスマートフォン市場ではAndroidが上昇、iOSは後退

世界のスマホ市場ではこうした中国市場の影響もあってか、2012年Q2のOS別シェアでAndroidが68.1%(前年同期比20.5%増)を占め、出荷台数も1億台を上回った(同110.4%増)。

iOSは出荷台数は2600万台(ただし、前年同期比で28%増)にとどまり、シェアは16.4%と前年同期から2.5%落とした

また、Blackberryはシェアがほぼ半減、出荷台数でも32.1%減となった。Symbianのシェアもほぼ4分の1に、出荷台数で64.1%減と苦しい戦いを強いられている。Windows Phoneは、シェアで1.2%から3.2%へ、出荷台数は277.3%と増加した。

メーカー別のシェアでは、Samsungが31%でトップとなり、Apple、Nokia、HTC、RIMと続いた。また、躍進したHuaweiとZTEではあったが、トップ5入りは果たせなかった。