いすみ200・300型、キハ52形──漢は黙ってアプリで「いすみ鉄道を聞く」

列車運転免許取得プランやい鉄揚げ、国鉄時代に活躍した車両導入など、様々な経営努力で廃線の危機を乗り越えてきた房総のローカル線「いすみ鉄道」の公認アプリ『いすみ鉄道を聞く』が、Google Playにリリースされている。

android-いすみ鉄道を聞く
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いすみ鉄道は、千葉県の大原駅と上総中野駅を結ぶローカル線。かつて廃線の決まった国鉄・JR木原線を引き継いで以降、長年にわたって赤字経営に苦しんできたが、積極的な経営などが奏効して少しずつ改善の兆しもみえはじめている。

そんななかで今回、「エンジン音や車内放送など、ローカル鉄道の音が聞けるサービスに需要があると考え、音に重点を置いたアプリを制作販売しました」(プレスリリースより)という。Playストアにはほとんどアプリの説明がなく、気になる中身だが、音源にこだわり「本物」を再現している。

メイン画面に表示される駅名を押すと、車内放送での各駅のアナウンスが流れる。車両の写真下にある音ボタンを押せば、いすみ鉄道に所属する「いすみ200型」「キハ52形」「いすみ300形」すべてのディーゼルエンジン音を聴くことができ、耳に心地いい(下記動画参照)。そのほか、菜の花の咲き誇る風景をバックにした各車両の勇姿が写真に収められている。

価格は200円(8月中は発売記念価格として100円)。今後は海外の鉄道ファンにも販売するべく、日本語版に加え英語版も販売予定だという。

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