キヤノン、スマホやタブレットからWi-Fi(無線LAN)で印刷できるフォトプリンタを発表

キヤノンは26日、スマホタブレットなどからWi-Fi(無線LAN)に対応したワイヤレスプリント機能を搭載したコンパクトフォトプリンタ「SELPHY CP900」を9月上旬より発売すると発表した。

「SELPHY CP900」は、2010年9月に発売され、価格.comのプリンタ満足度ランキングでも2位(2012年7月29日現在)にランクインする人気フォトプリンタ「SELPHY CP800」の後継機種にあたる。
前機種との最大の違いが、無線LANに対応したことで、スマートフォンやタブレット、Wi-Fi対応デジタルカメラなどからワイヤレスで写真などを印刷することが可能になった。

スマートフォンやタブレットからは、専用のアプリ「Easy-PhotoPrint」(無料)を利用することで、わずか3ステップで写真を印刷することが可能。

iOS版は8月上旬から、Android版は12月から、それぞれのマーケットでダウンロード開始予定となっている。
プリンタ発売に間に合わないというのはイマイチなので、Android版は速やかに提供されることを期待したい。

また、従来よりさらに小型化・軽量化が図られ、薄さ60.5mm、重さ810gとなっており、別売りのバッテリーパックを使えば、外出先や旅行先、イベント会場などですぐに写真を印刷、みんなに配布するなんてことも実現できる。

気になる価格だが、実売価格は1万円以内となる見込みだ。