ASUS、フルHD対応のハイスペックタブレット「ASUS Pad TF700T」の日本発売を発表

台湾メーカーのASUSが日本国内向けに「ASUS Pad TF700T」を発表した。フルHDに対応したハイスペックモデルで、現行のAndroidタブレットとしては最高の性能を誇る逸品だ。

ASUS Pad TF700T最大の特徴は、そのディスプレイ性能で、WUXGA解像度(1920×1200)に対応する10.1インチSuper IPS+液晶を搭載する。
同シリーズではお馴染みの着脱可能なキーボードドック付きのバージョンも用意されている。

また、スペック面も充実している。
クアッドコアのNVIDIA Tegra 3 1.7GHzを搭載しており、同社のTegra 3搭載タブレットであるTF300Tよりも(1.3GHz)高速になっている。
OSはAndroid 4.0.3を搭載するが、米国向けの同モデルに対してAndroid 4.1(Jelly Bean)へのアップグレードを数か月中に行う計画と発表していることから、日本向けのモデルにも近いうちにアップグレードが提供される可能性が高い。
その他、RAM 1GB、ROM 64GB(タブレットのみモデルは32GB)、バッテリー駆動時間がタブレットのみで9.5時間、キーボードドック込みで14時間となっている。

発売は8月上旬を予定しており、ASUSのオンラインショップでは、タブレットのみ版が54800円、キーボードドック付属版が74800円となっている。

以前、グローバルモデルが発表されたときはWi-Fiモデルと3G、3G+LTEモデルが発表されていたが、今回日本で発売されるのはWi-Fiモデルのみとなる。

ASUS Pad TF700T (Wi-FIモデル) スペック

  • OS:Android 4.0.3
  • ディスプレイ:10.1インチ、解像度1920×1280 Super IPS+液晶
  • サイズ:263 X 180.8 x 8.5 mm
  • 重さ:598g(キーボードドック込:1.1kg)
  • CPU:NVIDIA Tegra 3 クアッドコア1.7GHz
  • メモリ:RAM 1GB、ROM 32GB(タブレットのみモデル)/64GB(キーボードドック付きモデル)
  • アウトカメラ:約800万画素、AF、LEDフラッシュ
  • フロントカメラ:約200万画素、AF、LEDフラッシュ
  • ネットワーク:802.11 b/g/n、WI-FI Direct、Bluetooth3.0+EDR
  • バッテリー:タブレットのみ9.5時間、キーボードドック込み14時間