LINEに「ホーム」と「タイムライン」機能が追加される。近日公開予定だという。ソーシャル・ネットワーク性の高い2つの機能が加わることで、ユーザー同士のコミュニケーションの仕方が変わる。
「ホーム」とは、自分専用のページのこと。テキストや写真、動画、位置情報等を使って自分の近況をアップデートすることができる。これまでの自己紹介の方法といえば、プロフィール画像や「ひとこと」に近況を書く程度だったので、より多くの情報を伝えることができる。
友だちのホーム画面は、LINE内の「友だち」リストおよび「トーク」内のプロフィール写真をタップすると見ることができる。そして、友だちの投稿内容に対し、スタンプを使って「Good」や「涙」など感情を表したり、直接コメントするなどしてコミュニケーションすることができる。
「タイムライン」では、友だちの近況をタイムライン形式でまとめて閲覧することができる。「ホーム」同様、友だちの投稿内容に対してスタンプを使って感情表現をしたり、コメントを残すことが可能だ。「タイムライン」は非公開設定も実装される予定。
「ホーム」と「タイムライン」は相互にリンクしており、ユーザーが「ホーム」で近況をアップデートすると、「タイムライン」に反映される。そして、「ホーム」と「タイムライン」の投稿内容は、LINEで相互に「友だち」になっている友だちのみに公開される。
また、「ホーム」と「タイムライン」では「LINE Channel」連携アプリ・サービス(ゲーム等)を利用した活動履歴等も通知・共有される。
これまでは「ひとこと」への返信であったり、トークで何かしら書き込むことで始まることが多かったコミュニケーションが、「ホーム」と「タイムライン」の登場で会話を始める選択肢が大幅に増える。友だちが同じゲームをやっていたので攻略情報を教えるーーといったように。
そして、これまでのようにトークで情報が流れるのではなく、「タイムライン」から友だちがアップデートした情報にコメントを書くことができ、みんなのコメントを追うこともできる。ここは写真を見る限り、Google+やFacebookに近いと思われる。
使い方の自由度が増すので、ユーザーにとって利便性が高まるのは確実だ。