「Dolphin Browser」を開発・提供するMoboTapは、Android向けの最速HTML5対応ブラウザアプリ「Dolphin Engine」のベータ版を公開した。「Dolphin Engine」はベータ版のため、Google Playでは公開していないが、サイトでダウンロードできる。
「Dolphin Engine」は、WebKitレンダリングエンジンを独自改良し、HTML5で最速を目指した製品。
モボタップによると、ブラウザHTML5のサポートレベルを判断する上でよく知られている「HTML5test.com」上でテストを行ったところ、450以上のスコアを記録した。そして、アンドロイドのデフォルトブラウザの5~10倍、「Chrome for Android Beta」よりも2倍高速という結果だったという。
「Dolphin Engine」では、Canvasの改良、特にエレメントと2D context、テキストレンダリングに注力することにより、この速さを実現した。
対応バージョンはAndroid 2.3までで、3.0+はまだサポート対象外。
対応端末は、対応端末一覧の通り。
APKファイルは、下記よりダウンロードできる。