スマホ利用後、「インターネットサイトを見る時間が増えた」と答えた人は6割超

MMD研究所の「2012年夏発売の携帯電話 スマートフォン新端末購入意欲調査」によると、スマートフォンを利用してから変わった生活シーンで、「インターネットサイトを見る時間が増えた」と答えた人の割合が最も多く、63.3%だった。

調査の有効回答数は1440人(男性61.9%、女性38.1%)。期間は2012年6月12日~2012年6月14日。

アンケートの結果から、スマホの利用が増えたことで、様々な情報に触れる機会が増えたことが分かる。

従来の携帯電話では、PC同様にインターネットサイトで情報を収集するのが難しかった。しかし、スマホではアプリが充実しており、ブラウザの機能も日々向上しているので、情報収集をスムーズに行うことができる。

RSSやTwitterなどでお気に入りのサイトの新着情報をチェックし、ブラウザで閲覧するという使い方も容易だ。

そのほか、20%を超えた回答は「写真を撮ることが増えた」(32.8%)、「音楽を聴くことが増えた」(22.5%)、「ゲームをすることが増えた」(22.1%)、「動画を見ることが増えた」(20.6%)。

どれも従来の携帯電話でもできたことだが、利用の頻度が増えているのが興味深い。スマホでは動作がより快適にできることから、それぞれの機能を利用する機会が増えたのだろう。

一方で、「通話をすることが増えた」と答えた人が3.0%というのも面白い。スマホでは「通話」以外の機能を楽しんでいる人が多いといえる。