業務用スマホは15%の企業が導入済み、採用端末トップに「iPhone」2位は「GALAXY S」

リクルートのIT製品情報サイト「キーマンズネット」は12日、『業務用スマートフォンの導入状況』に関するアンケートの結果を公表した。

アンケートは2012年3月21日〜4月2日に行われ、有効回答数は847。自社のスマホ導入状況について「業務用スマートフォンを導入済み」との回答は14.5%に上り、前年比6.8ポイントの増加となった。

また、導入済みの業務用スマートフォンの端末について尋ねたところ(n=122)、1位は「iPhoneシリーズ」で55.7%を占めた。

2位には「GALAXY Sシリーズ」(25.4%)、3位は「Xperiaシリーズ」(16.4%)、4位に「Desireシリーズ」(9.8%)とAndroid勢が続いた。また、5位は「BlackBerryシリーズ」で9.8%、6位は「Windows Phoneシリーズ」で9.0%となった。

業務用というと、富士通やシャープ、東芝、NECといった国産メーカーの端末のイメージが先行するが、本アンケートのAndroid端末においては「GALAXY Sシリーズ」がトップとなっている。

なお「導入予定」(n=210)でみると、1位から3位までは「導入済み」端末と順位の違いはなかったが、4位には「Windows Phoneシリーズ」がつけている。

関連して、導入済み・導入予定のOSについて尋ねたところ、「導入済み」(n=122)では1位が「Android」(59.3%)となった。僅差で2位に「iOS」(52.8%)が、3位は「BlackBerry OS」(9.8%)、4位は「Windows Phone」(8.1%)、5位は「その他のOS」(2.4%)との結果になった。

「導入予定」では、「iOS」(68.1%)が1位となり、「Android」(66.2%)を逆転した形となったが拮抗。続いて、3位に「Windows Phone」(25.0%)、4位に「その他のOS」(8.8%)、最下位が「BlackBerry OS」(7.4%)となった。