5月30日より6月1日まで東京ビッグサイトで開催中の「ワイヤレスジャパン2012」で、ドコモが開発した「透過型両面タッチディスプレイ端末」が一般公開されている。ドコモは、スマートフォンの新しい操作性の一つのアイデアとして「透過型両面タッチディスプレイ端末」の開発を進めている。
透過型ディスプレイの表面と裏面にタッチパネルを貼ることで、両面からの操作を可能にした。
背面から操作することで、表示内容を遮ることなくブラウザの画面をスクロールさせたり、両面タッチを使った新感覚のゲームで遊べるようになる。ホーム画面のスクロール操作や通知バーの開閉操作も、背面から行うことができる。
今後、どのように発展していくのか楽しみな技術だ。
また、「ワイヤレスジャパン2012」の基調講演では、6月に退任が決まっているドコモの山田隆持社長が中期ビジョンを語った。
「通訳通話」や「メール翻訳コンシェル」などのサービスを通じて、新たなコミュニケーションスタイルを目指す。