エレコムは13日、机などに投影されたキーに触れることで、文字入力が可能になる近未来キーボード「TK-PBL042BK」を4月上旬より発売すると発表した。
「TK-PBL042BK」は、投影機とセンサーを内蔵する本体から机などにキーを投影する。ユーザーは投影されたキーを手で触れると、センサーがそれを感知して、文字入力が可能になるという。
キーを投影できるだけのスペースと、反射率のある平面があればどこでも使用することができる。
これまでのモバイルキーボードの悩みは、持ち運びのしやすさに繋がる「コンパクト設計」と、キーの打ち安さに繋がる「キーピッチ(キーの大きさ)」が相反するという部分だったが、「TK-PBL042BK」は幅38.0×奥行29.0×高さ75.0mmというコンパクト設計でありつつ、キーピッチを19mmも確保している。
また、キーボードモードとマウスモードがあり、マウスモードはキーボード上で指先を動かすことでマウスのようにカーソル操作が可能だという(タッチパッドに近い操作性?)。
「TK-PBL042BK」は端末とBluetooth2.0で接続し、Bluetooth HIDプロファイルに対応したAndroid端末やiPad、iPhoneなどで利用が可能だ。
またSFの世界が現実のものになろうとしている。