無料通話アプリLINEがマルチデバイスに対応、PC版とタブレット版が追加(iPhone版は準備中)

無料通話アプリLINEがマルチデバイスに対応、PC版とタブレット版が追加(iPhone版は準備中)

NHN Japanは7日、全世界で2000万ダウンロードを超える人気の無料通話・無料メールアプリ「LINE」のPC版及びスマートタブレット向けブラウザ版の提供を開始した。

LINEは、LINEユーザー同士であれば無料電話・チャットができるアプリとして人気で、ベッキーのCMが話題になった。
これまではスマートフォン同士での利用に限定されていたが、今回のリリースにより、WindowsやMacなどのPC同士、PCとスマホ間でLINEが利用可能になる。さらにタブレット向けにブラウザ版のLINEが提供されたため、iPadやAndroidタブレットでも利用可能だ。
なお、残念ながらPC版やタブレット版は携帯電話版と同じように無料通話には対応していないので注意。

また、今回のリリースに併せて、LINEがマルチデバイス化に対応した。
これにより、LINEのユーザー登録に、電話番号とは別にメールアドレスとパスワードを設定しておけば、スマホやPC、タブレットから同じアカウントでLINEを利用できるようになる。機種変更時などはこれまでデータが初期化されてしまうという難点があったが、今後は同じアカウントを使えばデータを引き継げるので便利になる。
現時点ではAndroid版のみマルチデバイス化に対応するが、iPhone版も近日中に対応予定と発表されている。

なお、LINEはWindowsPhone版とBlackBerry版のリリースが計画されているそうだ。
2012年度中に1億ユーザーを目指しているとのことだが、この勢いは止まるところを知らないようだ。

PC版「LINE」をダウンロード