Androidアプリに関する重要な制限が大幅に緩和されることになった。これまで、アプリのファイルサイズは50MBに制限されていたが、4GBまで緩和された。
GoogleがAndroid developers blogにて発表したところによると、5日にこのファイル制限が緩和された。
Android端末のメモリ容量には制限があるため、アプリのサイズはもちろん小さければ小さいほど望ましいとされている。しかし、端末の高機能化に伴い、高品質な3Dグラフィックのゲームなど膨大なローカルリソースを必要とするアプリを利用できる環境が整いつつある。
このため、Googleは、最大2GBの拡張ファイルを2つまでアプリが持つことができるようにした(apkファイルは引き続き50MBの制限下にある)。拡張ファイルは、Androidマーケットにホストされるため、これまでのようにアプリ提供者が独自のサーバーから拡張ファイルを配布するような必要はなくなる。
ユーザーはダウンロードの際には、これらの拡張ファイルを含むファイルサイズを確認できるという。
なお、有料アプリの払い戻し期間(15分間)は、全てのファイルがダウンロード完了したタイミングから開始されるため、長い長いダウンロード時間中に払い戻し期限が来てしまうということはない。