ASUSは27日、MWC2012のプレスイベントにてAndroidタブレット「Transformer Pad 300」を発表した。着脱式キーボード付きの人気タブレットEee Pad Transformerシリーズの最新バージョンで、クアッドコアプロセッサを搭載しながらも比較的安価な設定になっている。
「Transformer Pad 300」は、既に日本でも発売されているEee Pad TF201(グローバル名:Eee Pad Transformer Prime TF201)の廉価バージョン的位置づけの製品になる。
シリーズの特徴である着脱式のキーボードドックが付いており、ややクロックを落としたもののクアッドコアプロセッサTegra 3 1.2GHzを搭載している。Android 4.0を搭載するほか、3G/LTEに対応するモデルも用意されているようだ。
Eee Pad TF201などのASUSのハイエンド端末はアルミ切り出しの高級感のあるボディが特徴だが、Transformer Pad 300はプラスチック製となっており、その分安価な価格設定になる。
その気になる価格設定は399ドルとなっており、TF201など他のハイスペックタブレットと比較しても割安だ。
Transformer Pad 300 スペック
- OS:Android 4.0
- ディスプレイ:10.1インチ、解像度WXGA(1280×800)
- 重さ:586g
- CPU:NVIDIA Tegra 3 T30L クアッドコア1.2GHz
- メモリ:1GB RAM、16GB ROM
- アウトカメラ:約800万画素、AF、LEDフラッシュ
- フロントカメラ:約120万画素、AF、LEDフラッシュ
- ネットワーク:HSPA+、LTE
- ネットワーク2:802.11 b/g/n、WI-FI Direct、Bluetooth3.0
- バッテリー:22Wh(10時間)、キーボードドック 16.5Wh(+5時間)