ASUSは27日、MWC2012のプレスイベントにてPadfoneを発表した。タブレットの中にスマートフォンを格納することができ、スマホとタブレット間のシームレスな移行を可能にする新感覚の端末だ。
Padfoneはスマートフォン型の端末で、Padfone Stationと呼ばれるタブレット型端末にPadfoneを格納することで、画面表示をPadfoneとPadfone Stationでシームレスに移行することが可能になる。
つまり、Padfoneの画面をより大画面のPadfone Stationに表示することができる。
さらに、Padfone Stationは同じASUSのEee Pad Transformerシリーズ(TF101やTF201)でお馴染みのキーボードドック(別売)と接続して利用することも可能だという。
Padfoneは4.3インチディスプレイ、Android4.0(Ice Cream Sandwich)、デュアルコア1.5GHzプロセッサを搭載し、Padfone Stationは10.1インチサイズディスプレイとなっている。
まさに、ASUSらしい色々なものと合体してしまう面白端末Padfone。その登場が待ち遠しいところだが、現時点での発売時期については発表されていないので、続報に期待したい。
Padfone スペック
- OS:Android 4.0
- ディスプレイ:4.3インチ、解像度960x540 Super AMOLED
- サイズ:128×65.4 X 9.2 mm
- 重さ:129g
- CPU:Qualcomm Snapdragon S4 8260A Dual-Core 1.5 GHz
- メモリ:16/32/64GB eMMC
- アウトカメラ:約800万画素、AF、LEDフラッシュ
- バッテリー:1520mAh