Samsungは26日、プロジェクタ機能を内蔵するAndroidスマートフォン「GALAXY Beam」を発表した。ビジネスはもちろん、ちょっとしたエンターテイメントを演出するスマホとしても使えそうだ。
GALAXY Beamは、Android 2.3(Gingerbread)を採用するスマートフォン。4インチサイズのディスプレイ、1GHzデュアルコアプロセッサと、スペック的には至って普通の端末だが、特徴的なのはプロジェクタ機能を搭載するところだ。
GALAXY Beamの高精細プロジェクタは最大輝度15ルーメン、50インチサイズのスクリーンまで投影が可能で、壁や天井などにビデオクリップ、マップ、スライド、ゲームや映画などのマルチメディアコンテンツを映して楽しむことができるとのこと。
内蔵ということで面倒な接続や忘れるリスクも少ない、それでいて15ルーメンということでちょっとしたピコプロジェクタよりは輝度もあり、暗い部屋なら十分に使えるだろう。
スマホと繋げて使うピコプロジェクタは一般的に3万円以上するので、コスト的にもお得かもしれない。
Galaxy Beam スペック
- OS:Android 2.3
- サイズ:約64.2×124 X 12.5mm
- 重さ:約145.3g
- ディスプレイ:4インチ、480x800(WVGA)TFT
- チップセット:1 GHzのデュアルコア
- メモリ:RAM 6GB、ROM 8GB
- アウトカメラ:約500万画素
- インカメラ:130万画素
- ネットワーク:HSPA 14.4Mbps 850/900/1900/2100、EDGE / GPRS 850/900/1800/1900
- バッテリー容量:2000 mAh