SoftBankは20日、初のSoftbank 4G対応端末であるモバイルルーター「ULTRA WiFi 4G SoftBank 101SI」を発表した。併せて、Softbank 4Gの料金プランなどについても発表された。
Softbank 4GはTD-LTE方式と完全互換のAXGPを利用する高速データ通信サービス。下り最大110Mbpsと言われているが、現時点では下り最大76Mbpsでのサービス開始となる。
現時点での対応エリアは、「2012年度末、全国政令指定都市人口カバー率99%」を目指しているとのことなので、一部の都市圏に限られていると思われる。
Softbank 4G 料金プランと規制
利用料金は、4Gデータ通信基本料として月額525円。データ通信料は定額制で月額5985円となっているが、4月30日までの「4Gデータ通信スタートキャンペーン」により、月額4980円となている。
また、ソフトバンクのスマートフォンを利用しており、「iPhone:パケットし放題フラット」「iPad:データ定額プラン」「Softbank スマートフォン(Xシリーズ除く):パケットし放題フラットfor スマートフォン」を契約している場合は、2回線目に「ULTRA WiFi 4G SoftBank 101SI」を契約することで、「スマホセット割」として4月30日までデータ通信料が月額3880円となるほか、4Gデータ通信基本料は無料となる。
また、2012年10月以降は、月のデータ通信量が5GBを超えた場合は、通信速度が送受信時最大128Kbpsに制限される。2GBごとに2625円を追加で支払うことで、速度制限は解除が可能だ。
ULTRA WiFi 4G SoftBank 101SI
ULTRA WiFi 4G SoftBank 101SIは、初のSoftbank 4G対応端末となるモバイルルーター。2月24日より発売される。
大容量モバイルバッテリー付属。最大約 9時間の連続通信が可能だという。最大で10台まで同時に接続可能だ。
Softbank 4G以外にも、下り最大42MbpsというULTRA SPEEDに対応するため、比較的広いエリアで高速通信が利用可能となっている。