インターネットイニシアティブ(IIJ)は15日、LTEに対応したデータ通信サービス「IIJmio高速モバイル/Dサービス」を2月27日より提供すると発表した。
IIJの発表によると、このサービスはNTTドコモのLTE網を使用したデータ通信用のSIMカードを提供するサービスとのこと。つまり、NTTドコモのMVNOとしてこのサービスは提供される。
料金プランは「ミニマムスタート128プラン」と「ファミリーシェア1GBプラン」のふたつが用意されている。
ミニマムスタート128プラン
月額945円で最大128kbpsでの通信が可能。これに加えて、100MBあたり525円のクーポンを追加購入することで、下り最大37.5Mbps(一部屋内エリアで75Mbps)というLTEを利用した高速通信が可能となる。
クーポンはサポートWebより購入する。
ファミリーシェア1GBプラン
1契約で最大3枚のSIMカードを利用可能。月額料金2,940円に、複数のSIMカードで共有となるクーポンが1GB分含まれており、LTEを利用した高速通信が可能。
こちらも100MBあたり525円のクーポンを追加することが可能だ。
なお、利用する端末がLTE非対応の場合は最大14Mbpsでの通信となる。
どちらも初期費用は3,150円となっており、最低利用期間は課金開始日の翌月末までとなっている。
また、同時に発売開始となるLTEモバイルルータのNI-760SもLTEに対応しており、IEEE802.11nで最大10台まで接続が可能となっている。
LTE利用時の連続通信時間は5時間、本体価格は24,780円となっている。
普段は低速でもいいから格安で通信ができ、いざという時にはLTEを利用した高速通信が可能とあって、使い勝手が良さそうなSIMとして密かに人気になるかもしれない。